どうも!ガンタンです。

脂肪を燃やす脂肪ってご存知ですか?

実は脂肪には一般的にイメージする脂肪(白色脂肪)とは別に、脂肪を分解して熱に変えてくれる褐色脂肪というものがあります。

そしてこの褐色脂肪の有無が、太りやすい人と太りにくい人の個人差に繋がっているのです。

白色脂肪がエネルギーの貯蔵であるのに対し、褐色脂肪は発熱、つまり寒いときに体温を上げる役割を担っています。

食べても太らない私の知人が、サーモグラフィーで体温を調べたところ体が真っ赤に表示されたという話をしていたことがありますが、きっと彼は褐色脂肪が活発に働いていたのでしょう。

「いきなり何の話ですか?」

そう思いますよね。

今回は「太らない体になるにはどうするか」をテーマにしたかったので、いきなりこんな話をしました。

ダイエットをしていると、「食べても太らない人が羨ましいな」と思ったりするのですが、それ以前に「何で太りやすい人と太りにくい人がいるのか」って気になりません?

「吸収がいいんでしょ!」

「代謝がいいんじゃない?」

なんて、なんとなく思ったりしますが、本当にそれだけなのでしょうか?

もしかしたら他の理由があるのかも。
そう思って調べてみると、太りやすい人と太りにくい人の個人差には様々な要素が絡んでいることが分かりました。

そしてそれらの要素の中で、工夫次第で自分も取り入れることができるものが幾つか見つかったのです。

今回は、そんな要素のうち、褐色脂肪を刺激することと白色脂肪を褐色脂肪化させることについてお話しします。

かなり興味深く、話のネタにできる内容ですので、太りにくい体に興味があってもなくても一度読んでみてください。

脂肪の燃焼メカニズム

なぜ褐色脂肪が脂肪を燃焼するのかを説明する前に、まず脂肪が燃焼されるメカニズムについてお話しします。

脂肪を燃焼するには、脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する必要があります。

そして、脂肪を分解する役はリパーゼという酵素が担っているのですが、リパーゼには3つの種類があり、それぞれ役割が異なります。

  • 分解リパーゼ → 胃液や膵液に含まれ、食べ物に含まれる脂質を分解して吸収しやすくする。
  • 吸収リパーゼ → 血管内皮に存在し、中性脂肪を脂肪細胞に取り込ませる。
  • 燃焼リパーゼ → ホルモン感受性リパーゼとも呼ばれる。脂肪細胞内にため込まれた中性脂肪を取り出し、分解してエネルギーとして使用できるようにする。

このうち、脂肪を燃焼させるのは「燃焼リパーセ」ですが、これは別名ホルモン感受性リパーゼとも呼ばれており、褐色脂肪内に存在します。

そしてホルモン感受性リパーゼは、交感神経が活発化することにより分泌されるノルアドレナリンを感知することで働くのです。

ちょっと分かり辛いので、ここまでをまとめると以下のようになります。

交感神経活発化 → ノルアドレナリン分泌 → ホルモン感受性リパーゼが活性化 → 中性脂肪を分解 → エネルギー(ATP)が作られる

これが脂肪燃焼のメカニズムです。

褐色脂肪細胞が、白色細胞と違い脂肪を燃焼できるのは

  • 中性脂肪をグリセロールと脂肪酸に分解するホルモン感受性リパーゼを内包している
  • 脂肪酸をエネルギーに変換するミトコンドリアを内包している

といった特徴を有しているからなのですが、実はもう一つ特徴があることが分かっています。

もともと褐色脂肪の役割は、気温が低い場所でも生きていけるように体温を上げることですが、その「体温を上げる」という目的を忠実に果たすための機能が褐色脂肪細胞には備わっているのです。

それは、外気温が低いときは脂肪酸をエネルギーではなく熱に変えるという機能。

具体的には、気温が19℃以下でこの機能が働くという実験結果が報告されています。

そうすると、脂肪酸は消費したのに体を動かすためのエネルギーが作られないので、それを補填するためにグルコースを使ってエネルギーが作られます。

つまり、脂肪酸もグルコースも消費するので、エネルギー効率が悪くなるのです。

これが、褐色脂肪が活性化すると食べても太りにくくなる理由です。

褐色脂肪が重要視されてこなかった理由

実は、褐色細胞の働きは昔から分かっていたものの、あまり重要視されてきませんでした。

「こんなすごいものなのに何故?」

と私は思いましたが、その理由は成人した人間には褐色脂肪がほとんどなかったからです。

褐色脂肪は赤ちゃんの時が最も多く、年齢に応じてどんどん減っていくのです。

そして成人した時にはほとんど残っていない。

そのため、ほとんど影響はないと考えられてきたのです。

しかし近年、褐色細胞を活性化させると成人でもエネルギー消費が大きくなることが分かり、再び注目が集まりました。

褐色脂肪を活性化させた人とそうでない人では、エネルギー消費量に明確な差が出たのです。

これにより、どうすれば褐色脂肪を活性化させるかに焦点を当てた研究も行われるようになりました。

次の節では、具体的にどうすれば褐色脂肪を活性化させることができるのかについてお話しします。

褐色脂肪を活性化させるには?

褐色脂肪を活性化させるには気温を下げることが一番です。

気温が27℃と19℃では、一日の消費カロリーに400kcalの差が出るという報告があるくらいです。

しかし、気温を調節するというのもなかなか難しいですよね。

気温が下がることで褐色脂肪が活性化するというのは、低気温を感知して交感神経が活発化するからなのですが、実は食べ物でも同じように交感神経を活性化するものがあります。

それはカプサイシン

唐辛子に含まれる成分として有名なカプサイシンですが、低気温と同じように褐色細胞を活性化させる働きがあるのです。

辛いものを食べる人は太りにくい印象がありますが、こういった背景もあるんですね。

ちなみにカプサイシンでなくても、物を食べるだけでも褐色細胞を刺激することができます。

食べるとカロリーを消費できるのだから、そりゃ食べても太りにくくなりますよね。

褐色細胞の活性には個人差がある

褐色細胞が熱を作るメカニズムのキーポイントとなっているのは、褐色細胞内の分子脱共役タンパク質1(uncoupling protein1, UCP1)が活性化することなのですが、UCP1の活性は遺伝子によって差があります。

そして、UCP1が活性化しない人は、これまでお話しした褐色脂肪の恩恵を受けることができないのです。

「え、ここまで話しておいて?」

と思うかもしれませんが、事実です。

自分はUCP1が活性化する方かしない方かは遺伝子検査してみないと分からないのです。

まあでも、ここまで付き合っていただいたのにそれではあんまりだと思いますので、次の節で明るい話をしたいと思います。

○○で白色脂肪が褐色脂肪に変化する!?

白色脂肪と褐色脂肪の大きな違いは、エネルギーを作り出すミトコンドリアの有無です。

ところが、あるものを摂っていると白色脂肪内にミトコンドリアができ、脂肪酸をエネルギーに変えてくれるようになるという報告があります。

そのあるものとはオメガ3脂肪酸

青魚に含まれることで有名なDHAやEPAなどがオメガ3脂肪酸ですが、これを摂ることで白色脂肪が褐色化することが報告されています。

もしうまくいけば、痩せやすい体を手にすることができるかもしれませんね。

オメガ3脂肪酸についてはこちらの記事を参照してみてください。

まとめ

今回は、褐色脂肪を刺激することで、太りにくい体にできることについてお話ししました。

個人差はあるものの、実験で効果が実証されているものなので、痩せたければ一度試してみることをお勧めします。

もし自分は効果のない遺伝子型だったとしても、話のネタとして使ってみるのもアリかと思います(^^)/

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